【Mamiya6】分解清掃・その4

“>これまでしてきたことは、こちらから。

分解した部品は,一度超音波洗浄機で洗います。超音波洗浄機で手垢などはキレイに取れます。しかし、劣化したグリスは落ちませんでした。

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洗浄後は扇風機を使って、強制乾燥です。ドライヤーなど,加熱するタイプは複数の素材を使っている物が、膨張などで変形する可能性もあるので、おすすめは出来ません。

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めがねを持っている人は、超音波洗浄機が一台あると便利ですよ。洗剤でも落ちない汚れが落ちますから。

握ったときに、先が開くタイプの、逆作用式のピンセットがあると便利かも。

ファインダーと距離表示部のカムを繋ぐてこを外します。

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ファインダーのこの部品、向きがあります。しかしこの写真の方向しかはまりませんので、ご安心を。反対側から見た写真です。

てこ2

当時の技術の限界もあるのでしょうが、修理のことも考えた作りになっています。すごいなぁ。

てこ3

作り的にレンジファインダーという物を搭載しています。さて、これ、何の部品?

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こんな具合でもカメラの分解修理をしてみようという奴です(笑)

ひたすらネジを外していきます。これは後で超音波洗浄機にかけます。

レンジファインダーが外れました。これも超音波洗浄機でキレイにします。

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「マ」とあるのは、マミヤの頭文字でしょう。

この頃のカメラ、レンズなどの光学部品は戦時中に軍隊向きに光学製品を納入していたメーカーだけが作ることが出来たのではないでしょうか。プレス機ならまだしも、レンズを磨く機械や技術が町中の工場にあるとは思えません。

ほとんどのメーカーは部品を組み立てて,製品にしていたのかと思います。今でいうなら、(アップル以外の)パソコンメーカーと行ったところでしょうか。

この部品、フィルムを巻き取っていませんよというのをファインダーを覗いたときに分かるようにする部品です。上手く出来た部品ですね。

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バネがあります。位置関係がよくわかるように写真を撮っておきました。

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この部品が、6×6と6×4.5を切り替える部品です。このあたりMamiyaの先進性でしょうか。当時のカメラメーカーは星の数ほどありましたが、今では両手で数えるほどが出来るぐらい。やはり「違い」がないと生き残っていけないのですね。

組み立てるとき、外へ出るレバーを上手くかみ合わせながら組み立てる必要があります。

二重露光防止用の赤玉を外します。この部品と、フィルムの枚数を切り替えるレバーとの位置関係を覚えておいた方がいいかと思います。

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そして、シャッターと赤玉を連動させるレバーを外します。そのネジ、丁度字でかくれちゃった(笑)

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軍艦部はこれ以上ばらせませんでした。右側のギア、フィルムを前後に動かすはピンで固定。ハンマーか何かでピンを叩かないと外れないでしょう。

左側のギアは、フィルムの巻き取り用。この下にラチェット機構があるので、分解しないのが正解かと思います。

あ、下にあるトレーは100均で売っていた物。ネジの紛失防止や机の傷つき防止に役立っています。

“>つづく