【ブロニカ】ブロニカS2・後期型の修理

部品取りとして買っておいたブロニカS2後期型、写真撮るのに必要な部品がそろったので、直してみることにしました。

症状は、シャッターのチャージを使用とすると、空回りしてしまうこと。それもかなり強い力を掛けて、空回りです。そしてシャッターボタンが押せないこと。写す人から向かって右側を分解すれば、原因が掴めるのではないかと思います。

フィルム巻き取りのハンドル

右側ハンドル、まん中の丸い部分に二つ穴が空いていますので、スナップリングプライヤーで外します。

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かんたんに外れました。ここからが驚き。

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ハンドルまで一気に外れました。これは助かります。

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革を剥がします。無水アルコールをスポイトで垂らしながら、ノミでこじ開けるように剥がしていきます。乱暴なように見えますが、革がしっかりしているので、これで大丈夫です。

革を剥がしました

皮を剥がしました。まん中に移っているネジに傷があるので、どうやら開腹手術したことがありそう。結論から言うと、手術の処置が間違っていたことが、不調の理由。

外すネジは5カ所。上3カ所と下2カ所では、ネジの大きさが違います。

思ったより簡単に分解できました。

ギヤが見えてきました

なんか、灰色の液体が見えるのですが・・・。まさか、モリブデングリスじゃ、ないよね・・・。ここにはモリブデングリス使わないよね・・・

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ハンドルを繋ぐパーツを引っこ抜いてみました。やはり、モリブデングリス。それも乾いてかぴかぴになってしまったモリブデングリス。もうグリスとしての役割を果たしていません。というより、今ならここはシリコングリスの出番でしょう。

カメラに使うグリスは、ある程度の耐水性が必要です。高温多湿の日本で使うのなら、なおさらです。ブロニカのようにほとんど金属製ならいいのですが、プラスチック製の部品が使ってあるようなら、なおさらシリコングリスでしょう。

古いグリスはプラモデルの塗料シンナーとパーツクリーナーでキレイに落とします。その後、シリコングリスを精密ドライバーの先でちょっと付けてあげます。これでうまくいくかも。

原因分かった

シャッターボタンは、ロックがかかるようになっていました。それで動かなかっただけ(笑)
シャッターのロックですが、思いっきりアナログな構造です。

シャッターが切れる状態

マイナスのネジの位置に注目。これがシャッターが切れる状態。

ロック状態
これがロックした状態。ネジの頭が見えません。赤い点が見えます。

テストします

革を張る前にハンドルを仮止め。さて、動くかな^^

シャッタースピードをバルブにして、動作確認です。

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よし、よし。

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ファインダー部分にも幕が下ります。傷もなさそう。

あとはファインダー部分を修理するだけです。今年中には修理できるかな♪