月別: 2020年2月

新久千映「ワカコ酒 14巻」

なんと言っても綺麗に、残さず酒の肴を頂いているのが最高です。こんな女性が一人で飲んでいる光景、想像しただけで楽しそうじゃないですか。しかも一人で。

自分も一人で酒や自分と対話しながら飲みたいので、凄く共感できる。誰にも邪魔されたくない。考えたくないときは無意味に流れているテレビ見ていればいいじゃん。番組の内容も無意味なうえ何にも頭の中には入ってこない。そうすると自分と自分の会話が始まる。人はそれを酔っていると、言う。


自分の中では肘をついて食べる、食べながらタバコを吸うのがダメ。だから「酒のほそ道」はどうしても受け付けないんだ。

門田 隆将「この命、義に捧ぐ 台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡」

政治というのは政権側に都合のいいことしか言わないのはどこに行っても同じです。今の日本も忖度があふれかえっていて、忖度されない側のことは闇の中。もう何が真実なのか分からない。それは時代が解決するかも知れない。

時の流れが台湾を救った日本人の存在を表舞台に引っ張り出してきたのでしょう。偉人に日が当たることになって良かったです。

だから台湾と仲がいいのかな。

ロシア側に捕虜となった人たちの処遇はご存じの通りだけど、中華人民共和国側に捕虜となった人たちの処遇はかなり良かったと他の本で読んだことがあります。アジア系の民族同士、仲良くありたいものです。

つるのおんがえし~【デジタル復刻】語りつぐ名作絵本~

巻末で気になった一文

えっ、この本、文を書いた人、文を書いた人の著作権継承者がいない!驚き。後々ややこしいことが起きないよう著者との契約の見直しが急がれます。もう絵本を含む本の電子化は待ったなしになりました。


表紙、これって完璧に萌え絵だよね。こちらのサイトの内容から考えると、萌え絵の定義にドンピシャリ。本来が萌え絵。アニメで萌え絵の表現をすると時間的にも人的にも間に合わないので、簡略化。だから一度に作品をたくさん手がけていた手塚治虫の漫画がアニメになるのは自然なこと。量産していたら描き込めないよね。格安の絵本を中心に陰影のないベタな絵が中心になりました。そしてデジタル機器の導入で再び萌え絵に戻ってきています。

そう、時代は繰り返す。

EXTRART(エクストラート) FILE23

こういう感じの本、好きです。1ページ1ページめくる度にどんどんわくわくしてきます。

多様性が認められつつある現代、いろんなアートがあって良い。教科書に出ている藝術だけが藝術でない。

新宅和音の美少女、いいですね。フィギュアにしたら間違いなく受ける。

形の好きなおいらとしては、人形の展示が気になる。いろいろな表情があって楽しい。なにかを表現したいという気持ちが高まってくる。創作のエネルギー。

出版社ウエブサイト

伊藤正一写真集 源流の記憶 「黒部の山賊」と開拓時代

写真見て、これはデジタルででは撮れないと直感。中判フィルムカメラかなと思ったけど、あとがきにあるとおり、やはり中判フィルムカメラ。6x6,6x7を中心に645とか6x9なんだろうなと考えます。やはり35mmフィルムにはない迫力(と、フィルム消費量)が凄いです。

今のデジタル一眼レフにPhotoshopを使って加工しても、これだけの写真は撮れないでしょう。これがフィルムカメラの魅力。そしてフィルムカメラが今でも現役の理由。

武田一義 「ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 8 (ヤングアニマルコミックス) 」

よんだあとに、なんとなく、このままずっと終われない展開になってきた感がしてきました。特攻の島もそうだけど、中盤から時間の進み方がどんどん遅くなってきて、引き延ばしを図っているように感じます。評判がいいから終われない。掲載が終わった後の別の連載が決まっていない。理由はいろいろありそうだけど、なんかこんな展開をしている漫画が最近、多いなと思う。

そうやって考えると、ゴルゴ13とか、ドカベンの構成は上手い。いい感じで話に切りをつけて、次の展開に向かってる。ペリリューもいい感じの区切りがあれば・・・

松井勝法「第21話 FLOWERS+特別読み切り『渇望のニーナ』 勇気の物語『ハナカク』」

21話の巻末言。これは物書きに限らず表現することで食べていく人たちにとって切実な内容。好みが細分化されてしまったしまった結果、いいものが売れないという悲しい現実を産んでしまいました。

ロングテール理論ってあるけど、いま胴体の部分がどんどん短くなっている感じがしてなりません。しっぽの部分が必要な人っているし、そこがコアなファンだったりします。最近は大規模なホームセンターでも感じる。これ必要!ていうのが売っていない。ちょっと前までなら近所のお店で普通に売っていた物がAmazonじゃないと手に入らない(楽天は月ノ羽衣さんの小説が読めないから使わない)。

本屋さんに出会いがあるというのも妄想、置いていない本には出会えない。リコメンド機能で教えてくれる本の出会いも本との出会い。第一、今の本屋さんに置ける本は減っている。売り場面積を変えずにカフェを併設、文房具やグッズの販売、表紙を見せて棚に並べるとか、どう考えて並べる点数が減っているだろって丸わかりの展示方法。

著者の皆さん、出版社の皆さん、とっとと本は電子化しようぜ。Amazonガーという輩もいるけど、シャープのガラパゴスは消えちゃったよね。楽天koboって、知らないよ(楽天のwebサイトのデザインが苦手なので使ってない)。なんと言っても地震があったとき、本棚の下敷きになって亡くなるという痛ましい事故もなくなります。

あと作者とプラットフォームの間に入るプロデューサーやモデレーターもつまんないところで見栄を張らないで、「読者に作品を届ける」という目標に向かって、大きな所では仲良くやってほしいものです。