森 秋子「脱力系ミニマリスト生活」

2017年、まだPayPayが無い時代の本ですね。そして2020年、コロナ禍で備蓄の必要性が(東日本大震災以来久しぶりに)叫ばれ、ミニマリストの存在そのものが崩壊した現在、かつて生息していたミニマリズムという考え方を知る歴史的な本です。ミニマリズムは平成とともに去りぬ。

アフターコロナの世界は「ミニマリスト」から「備蓄」の時代になる

現金でお買い物するって、都会だから出来ること。イオンモールしかない町ではAmazonと言う存在無しで生きていくことは不可能。楽天でもPayPayモールに置き換えても同じ。振り込みや代引き手数料でいくらかかるのかを考えると、完全に現金で決済するとお金と時間の無駄。代引きの品物を宅配ボックスに入れるなんて出来ないじゃんね。クロネコや飛脚は大切に。電気代やガス代を払いにコンビニで払込用紙持っていくって、時間の無駄。税金を口座振替にしようとしても出来ない金融機関多いよ。一例(なんと全県、見事に全滅)。

日本におけるミニマリズムの原点はトヨタだと思うの。ジャストインタイム、最低限の在庫。それを支えるのが下請けの在庫。孫請けや、ひ孫請けになるとそれなりの在庫は持っている。大雨や積雪などで工場が止まることもたまにあります。下請けの存在に目をつぶっていたのがミニマリストと呼ばれる人たち。コロナ陽性で2週間。家族なら一ヶ月は籠城することが必要ではないでしょうか。そこまで耐えられる食料やエネルギーの在庫って、持ってないでしょ。

非常食としてサトウのごはん持っちゃミニマリストとは言えない。飯盒で炊く技術があれば停電でも温かいご飯は食べられる。