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ミニマリストめぐ「2021年は9割がいらないものになる」

この本もその9割の中に入ります。15%読んで止めました。

自分の価値観を押しつけているだけ。そう、真のミニマリストになれない似非ミニマリストあるある。

真のミニマリストの回答はまだ見つけられてないんだけど、少なくとも一番近い存在はどや暮らしで短期間の労働者として暮らしている人たち。だってお金はカツカツしか無いし、定住する住居もない。自称ミニマリストは、どやより広い住まいに居住してる。それだけで資格なし。

最強のミニマリスト、それは、野良猫様。それも狩猟のみで生きている孤高な猫様は無敵である。

森 秋子「脱力系ミニマリスト生活」

2017年、まだPayPayが無い時代の本ですね。そして2020年、コロナ禍で備蓄の必要性が(東日本大震災以来久しぶりに)叫ばれ、ミニマリストの存在そのものが崩壊した現在、かつて生息していたミニマリズムという考え方を知る歴史的な本です。ミニマリズムは平成とともに去りぬ。

アフターコロナの世界は「ミニマリスト」から「備蓄」の時代になる

現金でお買い物するって、都会だから出来ること。イオンモールしかない町ではAmazonと言う存在無しで生きていくことは不可能。楽天でもPayPayモールに置き換えても同じ。振り込みや代引き手数料でいくらかかるのかを考えると、完全に現金で決済するとお金と時間の無駄。代引きの品物を宅配ボックスに入れるなんて出来ないじゃんね。クロネコや飛脚は大切に。電気代やガス代を払いにコンビニで払込用紙持っていくって、時間の無駄。税金を口座振替にしようとしても出来ない金融機関多いよ。一例(なんと全県、見事に全滅)。

日本におけるミニマリズムの原点はトヨタだと思うの。ジャストインタイム、最低限の在庫。それを支えるのが下請けの在庫。孫請けや、ひ孫請けになるとそれなりの在庫は持っている。大雨や積雪などで工場が止まることもたまにあります。下請けの存在に目をつぶっていたのがミニマリストと呼ばれる人たち。コロナ陽性で2週間。家族なら一ヶ月は籠城することが必要ではないでしょうか。そこまで耐えられる食料やエネルギーの在庫って、持ってないでしょ。

非常食としてサトウのごはん持っちゃミニマリストとは言えない。飯盒で炊く技術があれば停電でも温かいご飯は食べられる。

ショコラ「58歳から 日々を大切に小さく暮らす」

ミニマリストとは、とにかくモノが少ないから快適な生活を送れると考えている人たち。モノが少ないことが最優先。不便であろうが生活に差し支えようが他人に迷惑をかけようが自分のモノさえ少なければいい人種。ずっとミニマリストに違和感を感じていたのですが、この本を読んで気づきました。ミニマリストは決して快適を求めていないんだ。喉から手が出るほど欲しいのは、名誉、名声、そしてインフルエンサーの称号。結局は収益。ちゃんちゃん。

この本を読んでからミニマリズムについて語るべき。少なくとも日本のミニマリズムが如何に薄っぺらいものかよくわかります。おすすめ。

中野 善壽「ぜんぶ、すてれば」

ミニマリスト、それはモノの少なさと引き換えに有名になることで承認欲求を満たす人。だから、やましたひでこ断捨離にしてもカレン・キングストンのスペースクリアリングも、こんまりのときめきも、どこか違和感を持ってました。なにかに縛られたミニマリズム。縛られているものは、自己肯定感。他者から認められたい欲求。

読み終えたあと、不思議と気持ちが軽くなりました。著者の場合は自分のやるべきことのために、優先順位の低いモノをスパッと切り捨てたことから受ける賞賛。だからミニマリストと逆で、結果として欲がなくなったのだ。

ミニマリストが収益のため、自己が生きていく糧を得るために出す本と同じ土俵の上で語ってはいけない。